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蛍光灯は2027年末で製造輸出入禁止になる見込みです
令和6年2月に経済産業省より通達がありましたとおり、水銀添加製品である一般照明用の蛍光ランプは、その種類に応じて、2025年末から2027年末までに製造及び輸出入を段階的に廃止されることが決定されました。従いまして、従来の蛍光管は生産終息により流通しなくなります。在庫がない場合は照明交換ができなくなります。
また、政府・民間に加えて多くの自治体様が同じ時期にLED化をご検討及び実施された場合、メーカーの生産が間に合わなくなる可能性があります。
つきましては、ご使用の移動棚(他)の照明装置交換に関しましては余裕を持たれてご計画されることをご推奨いたします。
照明の種類に関しまして
両反射笠形
形成される通路の中央近くで点灯するようにアーム部材の先に照明装置を設定したタイプです。
移動棚での採用では閉架書庫内の電動式、ハンドル式の例の他、自立棚(書架)での採用例もあります。
片反射笠形
天井面の構造物の都合あるいは棚の配置で端部に位置する場合など、アーム部材の設定が困難な棚の本体に直接固定するタイプです。※このタイプをご採用の場合、更新には取り付け金具を含む機材交換が必要となります。
ランニングコストに関しまして
Q LED電球・LED照明で電気代は安くなりますか?
A:安くなります
旧来の蛍光灯型や電球型比べ電気代は安価に
照明タイプにより様々ですが、LED照明の消費電力は約1/2~1/10のため、電気代だけでも安くなります。利用時間が多い、使用される機会が多い施設などでは節電効果が期待できます。
熱が発生しないから空調面で効果も
LEDランプの平均寿命は約4万時間=13年以上(同条件で蛍光灯は5年程度)で経済的。加えて、蛍光灯や白熱電球などと比べ殆ど熱を発生せず、冷房などの空調電気代の節約が期待できます。
※長時間の点灯の場合や照明機器を覆うような仕様の場合は熱を持つ場合があります(全く熱を持たないわけではありません)
省エネ効果が高く環境負荷が軽減できるLED照明は、補助金・助成金が活用できる可能性があります。自治体のホームページ等でご確認ください。
更新をご計画のお客様へ
施設や設備での機材更新の影響について:公共インフラ施設や病院、学校、セキュリティの側面で街頭照明など機能維持が必須となる施設、場所では機器更新のご検討が進むと予想されます。今後、品不足や交換作業の手配などで納期を要する場合があります。ご注意ください。
弊社の状況について:現時点での機材の在庫について、一部の機材(標準型以外の直管型、昼白色以外の色温度仕様のもの)は直ぐに手配ができないものもございます。何卒ご容赦願います。