閲覧机120015001200120018002100210015001500120012002400120012001800120018005.基礎的環境整備(3)施設設備の整備障害者・高齢者が円滑に図書館を利用できるよう、施設・設備の改善と整備に勤める。障害者、高齢者等の移動等の円滑化の促進に関する法律(通称「バリアフリー新法」)や(中略)国土交通省の「ユニバーサルデザインの考え方を導入した公共建築整備のガイドライン」等が参考となる。以下の点に留意する。①図書館までのアクセス:最寄り駅からの視覚障害者誘導用ブロック、障害者用交通信号付加装置(音響式信号機等)等②サイン・案内:点字・ピクトグラムの併用、文字のサイズ・フォント、分かりやすい表現、色彩の配慮、掲出の位置等③出入り口や館内の移動経路:入り口のスロープや誘導チャイム、インターフォンの設置、館内の視覚障害者誘導用ブロック(点字誘導ブロック)、段差の解消、エレベーター等④閲覧スペース:車いすが移動可能な書架間、閲覧机やカウンターの高さ等⑤対面朗読室、障害者読書室:車いす利用者や障害児とその保護者等も利用できるものが望ましい⑥館内放送・掲示板:電子掲示板・フラッシュライト・音声案内等、聴覚・視覚障害者に配慮したもの⑦駐車場・トイレ:車いすその他の障害者に配慮したもの引用:「図書館における障害を理由とする差別の解消の推進に関するガイドライン」より抜粋公益社団法人日本図書館協会6.施設、設備、読書支援機器等引用:「障害者差別解消法ガイドラインを活用した図書館サービスのチェックリスト」より抜粋公益社団法人日本図書館協会・障害者サービス委員会(1)障害者等への配慮①廊下や通路に歩行の障害になるような物を置いていない②車いすを意識して書架を配置している③車いすや高齢者に配慮した排架をしている(高いところや低いところに排架しない) ④入口の透明ドアには衝突防止のラインをつけている⑤カウンターに筆談の準備とその表示がある(2)施設設備①障害者用駐車場がある②エレベーターがある③エレベーターに点字・音声・車いす用ボタン等の配慮がしてある④入口や館内の段差にスロープがある⑤階段や廊下に手すりがある⑥対面朗読室や録音室がある⑦障害者のための読書室やスペースがある⑧車いす利用者を意識したカウンターがある⑨高さ調節のできる閲覧机がある⑩障害者用または多目的トイレがある⑪聴覚障害者用の緊急連絡システムがある⑫入口に盲導鈴(チャイム)がある⑬入口にインターフォンがある⑭道路から入口までの点字誘導ブロックがある⑮館内に点字誘導ブロックがある⑯点字誘導ブロックは黄色など目立つ色になっている(3)案内表示等①館内の案内にルビがついている②案内表示は大きく見やすくなっている③案内表示にピクトグラム(絵文字)を活用している④案内表示の色の組み合わせに注意している⑤手すりや表示に点字がついている362移動棚自立棚図書館書架・閲覧家具収蔵庫設備展示什器資料保存用品クラウドシステム4収納庫・オフィスセキュリティKONGO FACILITY PLANNING
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