②照明器具の検討…照明の位置・照度及び電気容量・電源取付方法書架図書閲覧室は500lx程度あることが望ましいとされます。一般的な設計としては棚から本を出して広げた時の高さを床上1mと設定し、床上1mでの水平面照度が300lxとなることを目標に明るさを設定します。また多くの書架が並ぶ空間では天井に照明をつけた場合に書架が影を作ったり、高い天井の場合は天井面のメンテナンスがしにくいなどもあり、書架照明で天井面と棚面(床面)の双方を照らすことができる書架照明なども提案しています。開館中は、書架照明を常時点灯したり、又は人感センサーを取り付けて、必要な時に点灯する方法もあります。②-1 照明の位置を決定します。②-2 照度(lx)を確認し、電気容量(W)を確定します。天ツナギへの取付天板・支柱への取付支柱を伸ばし取付棚板への取付(書見台用)推定照度検証〈シミュレーション〉部位床面照度分布書架鉛直面の照度分布床上1m(手元高さ)部の照度分布書架同様に、照明のデザインや照度及び電気容量・電源取付方法を検討していきます。オフィス等のデスク照明の机上面(作業面)照度は500lx以上が望ましいとされています。出来るだけ光軸が机の手前方向センター付近に向くようにLEDの角度を調整するように設計をします。③オプション調光機能人感センサー光の明るさを段階的に調整できる機能。人の温度を感知して、自動的に点灯・消灯ができる機能。②-3 電源の取付方法を決定します。閲覧机372移動棚自立棚図書館書架・閲覧家具収蔵庫設備展示什器資料保存用品クラウドシステム4収納庫・オフィスセキュリティKONGO FACILITY PLANNING
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