KONGO FACILITY PLANNING003私たちは地震と共に生きているもしもの備えから、いつもの備えへ移動棚の静的な転倒・応用解析実施。鹿島建設技術研究所にて移動棚の耐震実験。石川島播磨重工業にて移動棚の耐震実験。移動棚 科学技術庁長官賞を受賞。清水建設技術研究所で移動棚の免震装置を実験。新免震プロジェクト発足。免震移動棚 ニューフロンティア賞優秀賞受賞。兵庫県南部地震において免震移動棚の性能発揮。自動ロック解除装置発明大賞・発明功労賞受賞。免震推進室を設置。鹿島建設技術研究所にて免震台の三次元振動実験。鹿島建設技術研究所にて免震移動棚の三次元振動実験。免震システム 科学技術庁長官賞を受賞。建設省 免震床構法技術評価。NYK輸送技術研究所にて免震台の三次元振動実験。免震移動棚開発等 特許庁長官表彰を受賞。兵庫県南部地震1995年(平成7年)1月17日/M7.3/最大震度7鹿児島県北西部地震1997年(平成9年)5月13日/M6.4/最大震度6弱日本の大規模な地震金剛、地震対策への取組み'95兵庫県南部地震時の様子/金剛㈱撮影世界でも有数の地震国に住む日本人は、長い間地震災害に恐怖と不安をもたらされてきました。1995年兵庫県南部地震、2004年新潟県中越地震、2011年東北地方太平洋沖地震、2016年熊本地震、そして2018年北海道胆振東部地震。地震はいつどこで起こるかわからないものです。起こってからでは遅い地震対策。もしもの時のために、地震の被害を最小限に抑えるという減災意識が非常に大切となります。19771979198819931994199519961997199819992000金剛が考える地震対策の基本免震耐震少ない小さい小さい多い大きい激しい収納物の揺れ棚の揺れ受ける地震エネルギー免震製品①利用者の保護②収納物の保護③保管機能の維持地震がおさまり、通常の状態になれば直ちに使用できる状態にする。●収納物を落下させない●収納物を水害等の 二次災害から守る●収納物を破損させない●収納物を散乱させない●棚を倒壊させない●棚を転倒させない●棚を暴走させない地震の発生を防止することは不可能ですが、地震によって生じる危険を予測し、対策を講じることは可能です。地震対策の三大要素として、①利用者の保護 ②収納物の保護 ③保管機能の維持 を基本要素に考えました。
元のページ ../index.html#4