KONGO 総合カタログVol.10-2
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保存環境管理文化財IPMメンテナンス日常管理で保存する。̶ 都道府県別クライモグラフは→P501 ̶四季がある日本は、諸外国に比べ高温多湿であり、年間を通して温度湿度が大きく変化します。特に、5月~10月には生物的劣化の危険領域に入ります。この変化に富んだ気候は、文化財を保存している室内環境にも少なからず影響を及ぼします。また、近年の建造物の高気密性という特性により、内部に発生する様々な汚染因子からの影響も十分危惧されます。もともと日本の文化財には紙や木でできたものが多いことから、様々な要因による劣化が起こりやすい条件を先天的に持っています。文化財の保護のため、金剛はお客様と共同でリスクをコントロールし、IPM(Integrated Pest Management,総合的有害生物管理)も考慮した環境改善をご提案します。※金剛の社員には、文化財IPMコーディネータ及び文化財虫菌害防除作業主任者(共に文化財虫菌害資格認証)資格取得者が多数います。東京都13東京(東京都2022)乾性カビ湿性カビ1 23 4 5 6 7 8 910 11 12 -1001020305060708090100気温[℃]相対湿度[%]東京東京[%RH]467KONGO FACILITY PLANNING

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