KONGO 総合カタログVol.10-2
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アンモニア短期の借用長めの展示レベル1レベル2レベル3レベル4レベル5<30ppb<30ppb<30ppb30~50ppb50~100ppb>100ppb>100ppbホルムアルデヒド<80ppb<40ppb<20ppb20~40ppb40~80ppb80~120ppb>120ppbギ酸<20ppb<10ppb<10ppb<20ppb<20ppb20~50ppb>50ppb酢酸<170ppb<80ppb<40ppb40~80ppb80~170ppb170~400ppb>400ppb備考相対湿度60%以下相対湿度60%以下長期収蔵シーズニング中(夏季)竣工直後の管理目標工事直後の管理目標緊急な改善が必要■空気環境調査の測定対象物質̶文化財保存空間内装工事における管理濃度・参考値基準値ホルムアルデヒドアセトアルデヒドギ酸酢酸アンモニア対象ガス80ppb(100μg/㎥)30ppb(48μg/㎥)10ppb(20μg/㎥)170ppb(430μg/㎥)30ppb(22μg/㎥)主な発生源内装材内装材防腐剤、抗菌剤防腐剤、接着剤コンクリート、塗料、入館者■空気環境調査の測定対象物質̶目安としての上限濃度̶引用:東京文化財研究所のウェブサイト及び『博物館資料保存論ー文化財と空気汚染』佐野千恵、呂俊民、吉田直人、三浦定俊著    みみずく舎(P.66 表3.6空気質の望ましい基準値)引用:『博物館資料保存論ー文化財と空気汚染』佐野千恵、呂俊民、吉田直人、三浦定俊著   みみずく舎(P.55 表3.2アンモニア濃度と臭気強度)引用:『博物館資料保存論ー文化財と空気汚染』佐野千恵、呂俊民、吉田直人、三浦定俊著 みみずく舎(P.41 表2.7管理目標値)※文化財保存空間での空気環境調査は、測定時の諸条件の影響を受けやすい傾向があります。金剛では、上記表の基準をベースに上記数値を管理基準値と定めています。※重量濃度(μg/㎥)から体積濃度(ppb)への換算は室温約22℃を想定両単位の換算は25℃の場合による。におい122.533.545臭気強度やっと感知できるにおい何のにおいであるかわかる弱いにおいらくに感知できるにおい強いにおい強烈なにおいアンモニア濃度0.15ppm0.59ppm1.2ppm2.3ppm4.6ppm9.2ppm37ppm■アンモニア濃度と臭気強度ホルムアルデヒドアセトアルデヒドトルエンキシレンパラジクロロベンゼンエチルベンゼンスチレン100μg/㎥48μg/㎥260μg/㎥200μg/㎥240μg/㎥3800μg/㎥220μg/㎥(0.08ppm)(0.03ppm)(0.07ppm)(0.05ppm)(0.04ppm)(0.88ppm)(0.05ppm)■室内濃度指針値引用:厚生労働省室内濃度指針値(2019年1月現在)テトラデカンクロルピリホスフェノルブカルブダイアジノンフタル酸ジ-n-ブチルフタル酸ジ-2-エチルヘキシル330μg/㎥1μg/㎥33μg/㎥0.29μg/㎥17μg/㎥100μg/㎥(0.04ppm)(0.07ppb)(3.8ppb)(0.02ppb)(1.5ppb)(6.3ppb)技術資料住宅環境で人体へ健康被害を及ぼす化学物質を対象に制定された指針値収蔵資料への汚染被害を対象に、推奨されている濃度の目安値497KONGO FACILITY PLANNING

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